ストーリー |
晴れの日は毎日森から楽器の音色が聴こえてきます。 でも、村人は聴こえないというのです。 それでも少女はずっと村人に言い続けてきました。 「誰かが、森の中で演奏しているんだよ!」 少女はフルートを持ち出して、森の中から聴こえてくる演奏に耳を傾けながら、 共に演奏をするのです。 勝手に歌詞をつけて歌も歌ったりします。 そんな毎日。 でも、母はそんな夢物語を信じてくれませんでした。 母だけではありません、村人も、この話に耳も傾けてくれません。 耳を傾けてくれる人物は親友ただ一人だけ。 でも、その親友だって、いつもどこかにお出かけにいってしまい1年に数回しか逢えないのです。 |
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ある日のこと、母と喧嘩した少女は家を飛び出してしまいました。 行き場がなくなった少女はただ呆然としていました。 すると森から音楽が流れてきます。 少女は音楽に耳を傾けて、音の鳴る方へ足を運びました。
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そう、ちょうど、太陽の光が森を照らし出していて、とっても広いところ。 森の広場と言われている場所で。 少年と少女は互いのことを知り、いつしか、互いを助けようと思うようになるのです。 自然と音楽を舞台とした、友情と絆の物語。 |